車のシールドにもポリカボネートが使われている。(これは、酷いなぁ)

   この車のフロントシールド何か変ですね。

右側1/3位が、おかしいです。

実は、この車はフロントシールドはガラスではなくポリカボネートです。

シールドの右隅に他の作業で使用したシンナーを含んだタオルを置いたまま他の作業をしていたようです。作業が終わって片付けようとタオルを取ると白く変色して、それを元に戻そうと自分で研磨したそうですが結果は・・・

 

内側から見ると壁の鉄板の目地が歪んで見えます。

この車は、レースに出ている車だそうで右コーナーを曲がる時にラインを見るのに一番大事な所だとの事です。

何とか、歪みが無いようにして欲しいとのいらいです。

歪みの原因の場所が角の隅っこなので、歪みが綺麗に取れないかもしれない旨をお伝えし作業開始。

まず、表面に施されているハードコートを剥がす作業が簡単ではなく1日中削って何とか取れましたが、逆に全体的に歪みが出ています。まず角の歪んでいる部分はおいておき、その他の部分を整形してから大きく歪んでいる部分の作業へ・・・

簡単な作業ではないのだが、何とか綺麗に歪みを取ることが出来ました。

この結果を見てお客様も大喜び・・・

もう元に戻らないと思っていましたとおっしゃっていました。

元に戻って本当に良かったです。

最初に見た時にかなり酷い状況だったので、無理かもと思い交換を進めたのですが日本の代理店では交換する事が出来ず本国(イタリア)に送って交換作業になるので、費用も高額になり日程的にも間に合わないとの回答でした。(遠いよなぁ)

レース使用の車には重量の関係でガラスは使わずに、ポリカボネートを使用している車種もあります。

ハードコートは、めちゃくちゃ堅いのですがハードコートを取り除くと素材のポリカボネートは凄く柔らかく、タオルで拭いても傷が付くぐらい繊細なものでした。

もっと技術を磨いて、お客様に喜んで頂けるように切磋琢磨します。