本磨き、セラミックタイルが抱える2つの課題

 最近、コンビニエンスストアや大型店舗ではごく普通に敷設されている磨きのセラミックタイル。高級感・色合い・光沢・清潔感はもとより、光熱費の削減にも繋がる等のメリットがある事で、多方面で利用されているようです。

 最近市場に出回っている磨きのセラミックタイルについて、2層式が主流となっています。下層部に一般的な磁器タイルに使用される粘土質、上層部に本来のセラミック材を重ねて焼き上げたものです。

 本来セラミックタイルとは、100%石材を粉砕し、数%のアルミナを補強混入後粘土化し、2800トンレベルで圧縮し1280℃で焼成したものです。

 石材が材料ですから、自然石と同様に本磨きが出来ます。

 本磨き加工すれば多大なコストを要します。通常実勢価格としては5000円/㎡程度で取引されていたと思います。・・石材と同じ機能を持ち、石材より安価で軽くて施工性も良い事から一気に普及拡大しました。ついでに記しておきますと、我が国の主流販売メーカーの殆どは中国に拠点を置き、現在の中国産のシェアはなんと80~85%に至ると聞き及んでいます。

さて本題に入ります。本磨きセラミックタイルの2つの課題の1つ目として価格の問題点があります。しかしこの問題点は冒頭に記した2層式の登場により解決します。石材料コストの低減、更にシリコーン系樹脂系コーティングを採用する事で本磨きに関わる磨きの時間とダイヤモンドパット等の大幅なコスト削減に成功したのです。

 本磨きの工程を8~9割で止めシリコーン樹脂系コーティングを塗る事で残りの工程を(研磨して仕上げる)カバーすれば、見た目は殆ど100%の本磨きのセラミックタイルが出来上がりです。

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