滑りが止まるメカニズム(床材のスタッドレス化)

滑りが止まるメカニズム
オリジナル施工溶剤によって、床面表面にもともとある隙間を広げ、コップ状のものを形成し、水の持つ表面張力(分子間力が働き離れるのを防ぐ)作用+水面に外部からの圧力(足など)が加わって起こる毛細管現象による起こる吸盤効果などで滑りを抑制します。

ME工法の基本は、床材の結合した粒子の組成構造・基本成分を想定し理解するところにあります。どんな床材でも、ミクロレベルで粒子間の隙間があります。その隙間を溶剤の薬品反応で溶かし広げることで、水の入り口ができ、スタッドレス化に遂げるのです。

美観維持のメカニズム
弊社は床材や環境に合わせ溶剤を調合することで、適合したものを製造します。

溶剤防滑のメカニズムは、このスタッドレス化の原理が一般的です。しかし、床材、環境によっては、特定の溶剤だけで施工すると、滑りは抑制できても床材の光沢、質感、色合いが大きく変化してしまいます。これが光沢損失、変色、白化現象などのトラブルになります。

防滑業界で言われる「マイクロメートルの穴」とは
よく言われる「マイクロメートルの穴」は特定の床材で効果はあるものの、別性質の床材になると力が発揮できません。例えば、高密度粒子で精製されセラミックタイルの鏡面仕上げは、超微細な隙間しかありません。超微細な隙間は、そのまま光沢という美観につながっています。

溶剤が隙間に入り込みにくいため、適合とはほど遠い結果になります。つまり、広げる穴が大きすぎると(マイクロメートル)、表面粒子が多く損傷し(荒れの発生)、光沢や色合いが変わってしまいます。

つまり、美観を最大限に維持するには、マイクロメートル以下のもっと微細な穴を開ける(正確には隙間を広げる)必要があります。そのレベル内で、太めの隙間で対応するか、細めでいくか、小さく反応させ数で対応するかなど、床材に合わせて溶剤を調合・製造することで、滑りを止めながら美観維持が可能となります。床材ごとに薬品反応が変わるので、適合させるには組成構造・基本成分・吸水性などを熟知しておく必要があるのです。

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