雨の日の転倒事故に注意!

事故、ヒヤリ・ハット事例

  • 雨が降っていた、濡れた道。タイルの道で、傾斜があり、普通のスニーカーのような靴で滑ってしまった。晴れている日はなんともない道だったので、濡れると滑るようだ。(30代男性)
  • 外は雨が降っていたので、入った建物の床や階段が水で濡れ、足を取られ転びそうになった。(20代男性)
  • 雨よけカバーをベビーカーに着けて道を歩いていたら、風にあおられてカバーが取れてしまい、そのまま風を受けてベビーカーが倒れそうになった。(30代女性)
  • 雨の降っている日に、杖を持ち駅の構内を歩いていたら杖の先が滑って転倒した。(40代女性)

  事故を防ぐポイント

  • マンホール、道路の白線、タイルの歩道等に注意!
    雨で濡れると滑りやすくなる場所があります。滑って転ぶと、打撲・骨折等、思わぬ大ケガに結びつく場合があります。
  • 建物の中でも、濡れた床に注意!
    スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどでも濡れた床が滑りやすくなっている場合があります。
  • ベビーカーでの外出は慎重に!
    雨風が強いときは、雨よけカバーが風であおられる・傘を差しているため操作しづらい等の危険があります。雨の日のベビーカーの使用はなるべく控えましょう。やむを得ず使用する場合は、十分に注意しましょう。
  • 杖の使用も慎重に!
    杖の先端のゴムは、接地面が小さいため、靴底などよりも滑りやすいです。また、ゴムが摩耗してくると危険性が高まりますので、早めに交換しましょう。

 

 スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどでも濡れた床が滑りやすくなるのは、床材がセラミックタイルである場合が多い。

 セラミックタイルは防汚性、耐久性、高級感、反射率の高さなどから多くの施設や店舗で採用されています。しかし、セラミックタイルは濡れると滑りやすいという問題が顕著になっています。

・雨が降ると濡れた店内の床でツルッと滑りかけた。

・設置しているマット先の床面が滑ることがある。

・滑る要素がない想定外の場所で、滑りが発生する。