温浴施設やホテル大浴場は、常に床が濡れている環境です。「利用者が滑って転びそうになった」「ヒヤリとする場面が増えた」——そんな不安から、浴場の滑り止め対策を検討される施設様が増えています。この記事では、浴場の床が滑る原因から、滑り止め施工によって何が改善できるのか、どのような床面が実現できるのか、そしてS-LEAD JAPANが行う滑り止め施工(ME工法)の概要とメリットまで、浴場の防滑をご検討中の施設様に向けてわかりやすく解説します。

浴場の床が滑る原因と転倒事故のリスク

浴場は、施設の中でも特に転倒事故が起こりやすい場所です。その理由は、滑りを引き起こす要因が幾重にも重なっているためです。

  • 常に濡れた床面:水やお湯で床が濡れ続け、水膜によって滑りやすい状態が続く
  • 石鹸・シャンプーのカス:洗い場から流れ出た石鹸分が床に残り、ぬめりと滑りの原因になる
  • 皮脂・湯垢の蓄積:利用者の皮脂や湯垢が床に付着し、水と合わさって非常に滑りやすくなる
  • 温泉成分のスケール:温泉施設ではカルシウムやケイ酸などの成分が床に堆積し、滑りやすい皮膜を形成する
  • 素足での歩行:靴を履かないため、床の滑りやすさがそのまま転倒リスクに直結する
注意

浴場の転倒事故は重症化しやすい

浴場は硬いタイルや石材の床が多く、転倒時に頭部や腰を強打しやすい環境です。さらに裸で入浴しているため受け身が取りにくく、高齢の利用者では骨折や重篤な事故につながるケースもあります。ヒートショックとの複合リスクもあり、「滑りやすい床の放置」は施設管理者にとって見過ごせない課題です。

浴場の滑り止め施工で改善できること

滑り止め施工を行うことで、浴場が抱えるさまざまな課題を改善できます。

  • 転倒事故リスクの低減:濡れた床でも滑りにくくなり、利用者がヒヤリとする場面を大きく減らせます
  • 利用者の安心感の向上:「滑りにくい安全な浴場」は、高齢者やお子様連れの利用者にも安心して使っていただけます
  • クレーム・賠償リスクの回避:万が一の転倒事故は施設管理者の責任が問われることもあります。防滑対策は、そのリスクを抑える有効な手段です
  • 施設価値・評判の維持:安全への配慮は施設の信頼につながり、リピーターの確保にも貢献します

ME工法で実現できる「濡れても滑りにくい床」

私たちが提供する滑り止め施工「ME工法」では、浴場の床に次のような状態を実現できます。滑り止めシートやマットを敷く方法とは異なり、床材そのものに防滑性を付与するのが大きな特徴です。

濡れているときこそ効果を発揮する床

ME工法は、床が水やお湯で濡れた際に高い防滑効果を発揮します。接地面に吸盤現象が発生しやすくすることで、足裏がしっかりと床をとらえ、滑りを防ぎます。乾いているときだけでなく、浴場で最も危険な「濡れた状態」で効果を発揮するのが重要なポイントです。

長期に渡って安全な床面に

施工後にメンテナンスマニュアルを提出し、長期維持のための維持管理方法を理論的に記載しています。3500件以上の採用実績からくる知識・経験の蓄積を、余すことなく維持管理に生かします。同業他社にはない知識や経験によって、様々な施設で長期維持を実現しております。

他社には対応できない現場に対応

滑り止め溶剤の効き方は温泉成分によって大きく左右されます。弊社は、各現場の床材や床面環境に合わせて調合するオーダーメイド溶剤で施工するため、「他社では効果がほとんど出なかった」または「効果がすぐになくなった」など、過去に満足できなかった施設様に最適な工法です。

浴場の滑り止め施工のメリット

ME工法による浴場の滑り止め施工には、他の防滑対策にはない多くのメリットがあります。

特注溶剤工法で高い滑り止め効果を発揮

日本で唯一、現場に合わせたオーダーメイド溶剤で施工する工法です。

最短1時間の短時間施工

営業時間外や定休日に施工でき、施工後すぐに入浴可能。営業を妨げません。

最長約10年の長期効果

適正メンテナンスで通常3〜5年以上、最長約10年の効果維持実績があります。

床材交換不要でコスト削減

床を貼り替えず既存のまま施工。廃材もほとんど出ず、環境にも配慮できます。

ポイント

滑り止めマット・シートとの違い

浴場でよく使われる滑り止めマットやシートは、めくれや裏側のカビ・ぬめりの発生、見た目の低下といった課題があります。ME工法は床材そのものを滑りにくく加工するため、これらの問題がなく、美観と衛生を保ったまま防滑効果を得られます。

ポイント

骨材コーティング工法との違い

床の上に骨材を混ぜた塗膜を重ねる骨材コーティング工法は、凹凸に汚れがたまりやすく滑りやすくなるのが早いです。また経年で骨材が剥がれると非常に滑りやすい上、剥離作業が必要になるといった課題があります。もし「骨材工法を採用しているが滑りやすくなっている」と感じている施設様がございましたら、ME工法はコーティング塗膜があっても剥離の必要なく施工できる唯一無二の工法ですので、ぜひ一度ご相談ください。

滑り止め施工(ME工法)の概要と施工内容

ME工法は、床材・状態ごとに特注液剤を調合して最適な防滑処理を施す、日本唯一のオーダーメイド防滑工法です。防滑溶剤メーカーの独自技術により、タイルや石材など1,000種類以上の床材に対応し、日本全国で工法採用実績があります。

滑りが止まる原理

床材・状態ごとにオーダーメイド調合した施工溶剤で床材の微細な隙間を広げることで、踏み込んだ際に水や空気が床材内に押し込まれると同時に、滞留していた水や空気が接地していない隙間から一気に押し出されることで高い防滑効果が生まれます。

現場に合わせたオーダーメイド調合

浴場では、施設ごとに床材の吸水性・成分・組成構造や汚れの状況、温泉成分が異なります。弊社では、その現場ごとの状態に適合する溶剤を、その都度オーダーメイドで調合します。日本唯一のオーダーメイド溶剤メーカーグループだからこそ可能なことです。「適合」とは、ほぼピッタリを意味し、強いか弱いか、また希釈の問題ではありません。その現場に「適合」させることで、ピタッと止まり美観はそのまま。塗布時間や反応時間に左右されないので、均一の効果やスピーディーな施工を実現しています。特に浴場では、温泉成分や汚れの状態によって、効果が大きく左右されるため、オーダーメイド溶剤は必須です。

まずは無料テスト施工で効果を確認

「本当に滑りにくくなるのか」を施工前に確かめていただけるよう、S-LEAD JAPANでは無料のテスト施工を実施しています。実際の浴場の床の一部に施工し、濡れた状態での防滑効果と美観をご自身の目で確認いただいたうえで、本施工をご検討いただけます。

浴場の滑り止め施工の流れ

  1. お問い合わせ・ご相談:浴場の床材や気になる箇所、施設の状況をお伺いします
  2. 無料テスト施工:実際の床の一部に施工し、防滑効果と美観をご確認いただきます
  3. お見積り:施工範囲や床材に応じたお見積りをご提示します(お見積りも無料です)
  4. 本施工:営業時間外や定休日など、ご都合に合わせて短時間で施工します
  5. 効果のご確認:施工後、濡れた状態での防滑効果を確認して完了です