温泉施設の防滑施工は「どこでも同じ」ではありません

温浴施設の防滑施工において、「温泉の成分」は施工の成否を左右する極めて重要な要素です。同じタイル・同じ工法であっても、温泉水の成分が異なるだけで、施工の難易度は大きく変わります。

当社がこれまで数多くの温浴施設で施工を行ってきた中で、温泉成分への対応力こそが施工品質の分かれ目であると実感しています。

非解離成分が施工に与える影響

温泉成分の中でも、防滑施工に最も大きな影響を与えるのが非解離成分です。

非解離成分とは、温泉水中でイオンに分離せず、分子の状態のまま存在する成分のことです。メタケイ酸やメタホウ酸などがこれにあたります。これらの成分はタイル内部に蓄積し、防滑施工に使用する溶剤の効きを妨げます。

一般的な防滑施工では、溶剤を床材に塗布して床材に微細な隙間を形成しますが、非解離成分が多く含まれる温泉では十分な防滑効果が得られません。通常の洗浄では非解離成分を完全に除去することも難しく、標準的な工法では対応が困難な現場が多く存在します。

酸性泉の施工が特に難しい理由

草津温泉など、酸性泉を使用する施設も非常に施工難易度が高い現場です。

酸性泉はpH値が低く、溶剤も酸性のため、想定通りの反応が起こらず、防滑効果を得ることができません。

酸性度の強い温泉ほど、施工への影響が大きく、それに合わせた溶剤の調合と施工手順の調整が必要になります。

施工が特に難しい温泉の特徴

・非解離成分(メタケイ酸・メタホウ酸など)の含有量が多い温泉
・酸性泉(草津温泉など pH値が低い温泉)
・複数の成分が複合的に作用する温泉

同業他社には施工が難しい理由

一般的な防滑施工業者は、メーカーが製造した既製品の溶剤を使用して施工を行います。既製品の溶剤は標準的な条件下では効果を発揮しますが、温泉成分による特殊な環境には対応しきれません。

非解離成分が蓄積した床材や、酸性泉の床材に対して既製品の溶剤を塗布しても、期待する反応が起こらず、防滑効果が不十分になるか、まったく効果が出ないことがあります。

これは溶剤製造技術力の限界や知識量の問題です。現場の状況に溶剤を合わせることができなければ、どれだけ丁寧に施工しても結果は変わりません。

当社が対応できる理由:完全オーダーメイド溶剤

当社が採用するME工法の最大の特徴は、現場ごとに溶剤を完全オーダーメイドで調合するという点にあります。

施工前に必ず現地調査を行い、床材の種類・状態はもちろん、使用されている温泉水の成分分析結果も考慮した上で、その現場専用の溶剤を調合します。非解離成分や各成分の含有量、酸性度、床材の変質具合など、あらゆる要素を踏まえて最適な配合を決定します。

この完全オーダーメイドのアプローチにより、既製品の溶剤では対応できない高難度の現場でも、確実に防滑効果を発揮することが可能です。

温泉施設の防滑施工はお任せください

「他社に依頼したが効果が出なかった」「効果がすぐになくなった」といったお声をいただくことも少なくありません。温泉成分が原因で防滑施工を諦めていた施設様も、まずはお気軽にご相談ください。

現地調査・お見積り・テスト施工は無料です。テスト施工で実際の効果をご確認いただいた上で、本施工をご検討いただけます。