呼吸器内科医がレジオネラ感染症を説明・・・

呼吸器内科医

レジオネラ感染症は、長時間留置されていた水などで増殖しエアロゾル化した菌を吸入することで重症の肺炎を起こす四類感染症です。一般細菌による肺炎で用いる抗菌薬が無効であり、適切な抗菌薬を選択しなければ致死的になることがあります。肺炎になった場合、旅館や温泉などの行動歴も含め、手がかりになりそうなことをできるだけ医師に話すようにしてください。直近の医師国家試験では、ためていた雨水からレジオネラに感染した事例が出題されました。