表面張力で滑りが止まるって、本当ですか?嘘ですか?

 滑り止め施工後のタイルは驚くほど摩擦抵抗が上がっているのに、お客さんに難しい理論を説明しても殆ど理解してくれません。

表面張力で・・・と説明すると“あっそうか”とすんなり受け入れてくれるもんで安易に使っていました。

誰しもそうですが、知らない事は難しいもので、ニヤリーで自分の知識の中で表現された事を優先し、そうかもしれないと思いがちです。

今でも“表面張力で滑りが止まる”と言って類似業者が堂々と営業展開を可能にしているのは、その証なんでしょうね。

じゃあなんでそう言い切れるのかって事になりますよね、その説明をしますね。

波はどうしてできるのか?

水というのはプラスとマイナスの分子がくっ付こうとしてまるくなります。そこへ空気の移動(風)が起こり、まるくなった水を潰す。

そしてできるのが波。一分間に18回のバイオリズムで自然に発生する。

それは人が一分間に行う呼吸と同じである。自然と人の繋がりがそこにある。

呼吸回数18回を2倍にすると36。これは人の体温に近い。36を又2倍にすると72。これは人の一分間の脈拍に等しい。

昔の兵隊さんは一分間に72歩で歩く訓練をしていたそうです。更に2倍すると144。これは人の血圧に近い。

なんて話なんですが、驚く事に調べたら本当なんですよ。

もうご理解いただいたと思いますが、まだ理解されてない方の為に少し書き足しますと、我々の滑り止めはプールの底の滑りも

プールサイドと同じ様に止めることができます。

更にプールサイドを洗剤で洗浄します。その時、裸足で洗剤の上に乗っても滑りません。

本来、洗剤を塗布した時点で表面張力は作用しません。プールの底もそうです。

表面張力が発生するのは水の上です。水の吸盤効果で滑りを止める?・・・

水の吸盤力という怪しい表現

水の吸盤力という怪しい表現について書いてみたいと思います。

水と言えば飲用をはじめ生活に欠かせないものです。また、人の知恵を得る事により、多種多様にその用途は幅広いものとなりますが、

水事態に吸盤性はありません。

水の力を借りて吸盤性を発揮させるには、それなりのメカニズムがあります。

そのメカニズムに基づいた理論があってはじめて吸盤力という表現が可能になると考えます。

一般的に業者の皆さんが表現されている7マイクロの穴というのは、滑り止めの開発者の表現手法なんですよ。

滑り止めの事を知らない人に説明して理解してもらうのに穴という表現をした事で表面張力で吸盤をつくると言った

曖昧な理論が成立してしまったんですね。

コップの無数の絵が出てきて足が登場し、乗ったらピタッと止まるなんて事もありえませんよ。

吸盤を発揮させる簡単なメカニズムを書いてみます。無機系床材は、粒子の結合で形成されています。

そのために床材(自然石やタイル)には、あらゆるところに隙間(毛細管)があります。

吸盤性を発揮させるためには、まずその隙間にある程度、水そのものを滞留させ更に移動させる必要があります。

更に隙間に滞留した水をより速く効率的に移動させるには、隙間の入り口を広げることと、

人の歩行という2つの要因が大きく関係します。

その要因の1つとしての役割を務めるのが適量配合された施工溶剤なんです。

床の表面の隙間に施工溶剤を滲み込ませ反応させて水の入り口を広げます。

その結果、必然的に吸水性も大きくなります。

人の歩行は、滞留した水を床の中に押し込む役割を担う事になります。

歩行するたびに床の内部では、強制的に毛細管現象が発生している事になります。

このようなメカニズムがあってはじめて吸盤作用というのは発生します。

玉に言われますが、電子顕微鏡の写真には飛び飛びの穴が写っているじゃないかって。・・・

確かにその様に見えますね。

それも皆さんの感性で何故そう写っているのか考えてくださいね。

それを理解出来なければ、滑り止め施工のメカニズムが理解できないと思います。