防滑(滑り止め)の知識と意識
滑りの予防は緊急の課題
自分の事として捉えられますか?
滑ってこける転倒事故です。
滑ってヒヤッとすることは、大けが寸前・死亡する寸前と思わなければならないと思います。
実際に転倒事故で骨折などの大怪我や死亡事故なども起きているようです。
転倒に対する意識が低い理由のひとつは、自分の所有する建物や施設ではない。
浴場やプールサイド、エントランスや玄関、ポーチ、厨房や階段などなど。
自分のものでは無いという事から、他人任せになるのです。
これが事故になった途端、自分のものであっても他人のものであっても、責任と原因を追求
しますよね?
しかし、起きてからでは遅いです…
現在は、転倒事故が起こると自分の所有物ではなくても施設管理者責任を問われます。
発生してから動くという日本人の悪いところかもしれません。
このようなことも日本は海外の国と比較して、遅れている要因のひとつでしょう。
最近よく耳にする『平和ボケ』なのかもしれませんね。
- ~がなんとかしてくれる。
- ~がするだろう。
- ~のことだから自分は・・・。
など、他人事なのが現状です。
防災・防犯・防衛・防滑
防災・防犯・防衛・・・いろいろある中に『防滑』が本来入っていなければならず、防滑?
なにそれ?お金がかかるんでしょ?転倒事故が起きてないから・・・
この状態が少しづつ変わり変わり始めていますが、まだまだですね。
これは防滑だけではありませんよ。個人の意識が大きく変わることで、一気に変化することが
有るという事を知る必要がある最重要課題ですよね。
上記のそれぞれは、事前に・未然に防ぐためにあるのです。
そして、それぞれは自分で守る防ぐことが重要なのです。
防滑業界はビジネスが先行しているようにわたしは感じています。
大事なことで、広めるためには良いことだとも思っています。
それが、良いものなら・・・。大半が本来の意味、使命を忘れ、ビジネスのみです。
効果がなくても、維持されなくてもOK的な・・・
それは、お客様に伝わりつつあります。
お客様の一部でも、したから大丈夫。
維持?それはまた別の話・・・
防滑に対する知識・意識の差
命に関わるお仕事は特に、使命感とお客様に対して知識を伝授する必要があると思います。
自分たちだけが、防滑に関する知識を持つのではなくお客様やその先にも知って頂き、また
その知識が伝わり事故を防ぐきっかけとなるように、きちんとした安全に対する意識と知識
を常に勉強しなければならないでしょう。
どのような防滑技術でも、そこまでの差はありません。
しかし、大きな差は先ほどから記している『知識』なのです。
これから選定されるお客様は、この知識の部分で比較して頂きたいと思います。
コストだけでの比較は、適正で適切な判断にならないことを覚えておいてください。
防滑という言葉とその対策が皆様の未来を明るくし、安全安心のきっかけとなりますように・・・