床の滑り止め工事で失敗しない業者選び・・・滑り止め施工のプロが言う5つのチェック項目
お風呂の床が滑る、エントランスが滑る、店内が滑るなど様々な場所で滑るとこが有りますが、場所や周辺環境、床材の種類、日常清掃の方法などの条件により施工方法や使用する施工溶剤などが変わります。どんな場所や条件でも1~2種類の施工溶剤で施工している業者様がほとんどですね。
施工業者を選定するポイントは、
1.お問い合わせをした時にも、どのような質問をしてくるか?
例えば床材の種類、清掃の状況、利用される人数や年齢層、周辺環境や現在の床材の状況、温泉成分など・・・
2.現地の調査に来るか? テスト施工をして体感させてもらえるか? 説明は資料を基に叱りと納得するまでしてもらえるか?(床に無数の穴を穴をあけて吸盤現象で滑りが止まりますは、滑り止めのメカニズムではないので・・・)
3.なぜ滑りが発生するのか? 滑りの原因となっている物は何か? どのようにする事によって滑りが止まるのか? 等を質問してちゃんとお客様が理解できるようにたとえ話などを交えてせつめいしていただけるのか・・・
4.どの様な溶剤を使用するのか?(例えば酸性系、中性タイプアルカリ性など)を聞いてください。中性タイポなので安全ですと回答されたら違います。中性タイプの溶剤を使用しても滑りを止める事は出来ません。中性タイプと答えられたら、テスト施工時にリトマス試験紙などでph値の計測をお願いし確認してください。
テスト施工後の床材は、お風呂の場合はスッキリ感がありしっかりと滑りが止まっているかなど。
5.一番大事な事ですが、皆様この施工は何年持ちますかと聞かれますが、うちは施工後○○年保証しますと言われている所が多いようですね。何年持ちますかではなく、なんねんもたせたいですかです。どこで施工しても同じメンテナンスマニュアルを渡している所が多いようですが、実はメンテナンスマニュアルは施工場所、施工箇所、周辺環境、日常清掃や定期清掃などを考慮して施工場所ごとに合ったメンテナンスマニュアルを発行しなければなりません。 それが出来ているかどうかですね?弊社の例で言うと同じお風呂で温泉でもメンテナンスマニュアルは違います。まず温泉成分が違うからです。一番重要な項目です。施工後、滑り止め効果を維持していく為に日常の清掃方法をメンテナンスマニュアルに記しており常に連絡を取り合って維持出来るようにアドバイスもさせて頂いております。
この5.の項目が滑り止めの効果を維持していく為に一番重要な事です。永久に効果が維持する訳ではありませんが出来るだけ長く維持させる事が大事だと考え、それにはお客様だけでなく弊社も協力させて頂くことにより長く維持して頂けると考えております。○○ねん保証すると言われて、1ヶ月位で滑り出して連絡するとお宅の掃除の仕方が悪いからじゃないですか?だから保証の対象外ですと言われたと施工させて頂いているお客様から言われてお宅もですか?聞かれましたが、笑いながら私たちの提案している洗剤を使用し清掃方法でして頂ければ維持出来ますよ。とお伝えしてやって頂いている施設様は3~5年は維持出来ており、喜んで頂いております。滑りが止める事がゴールではなく、滑りを止めた後にどれだけ長く維持出来るかという事が目的ですね。コストパフォーマンスが高く安全も維持出来る。衛生面も綺麗な状態を維持すると利用する方も気持ちよくリラックスして使用されリピーターも増えると思います。