大浴場や温泉などの床の滑り止め施工の秘密!
浴場の床が滑る原因を理解されていない方が多いように思います。また清掃方法もわからずに只、毎日
洗剤を使って清掃している所も多いです。
何故この様な事を書いたかというと、お問い合わせを頂いて現場調査及びテスト施工に赴かせて頂いた時に、色々聞いてヒアリングをしていますが、どの施設様でも滑っている原因は脂(体脂肪)が主な原因であるある事と水質も大きく関係しているという事を知らない様です。特に温泉と呼ばれている所は水質(温泉成分)が大きく関わってきます。陽イオンと陰イオンの成分量の関係、非乖離成分の成分量などです。特に非乖離成分のある成分が総量の○○%を超えると溶剤が反応しません。ここでは詳しい事は、書きませんが非常に重要な事です。
日本の温泉には大まかに分けて酸性の温泉、アルカリ性の温泉の2種類があり美人の湯と雑誌やその他で推奨されている温泉はアルカリ性の温泉であり、且つ○○成分が多い温泉に限られています。酸性の温泉は肌の張りが良くなり酸性温泉特有の良さが有ります。しかし、酸性温泉で温泉水のph値が1~3ぐらいの温泉では滑り止めの施工施工溶剤を塗布しても何の変化も有りません。また逆にアルカリ性の温泉水に含まれる○○成分が総量の○○%を超えている温泉でも滑り止め施工溶剤を塗布しても何も反応しません。それぞれ施工溶剤が反応しない原因は違いますが、反応しなくて滑りが止まらないのは確かです。
セーフティグループの弊社では、酸性温泉やアルカリ性の温泉で○○成分が総量の○○%を超えていても関係なく施工させて頂いております。理由は、何故酸性の温泉やアルカリ性の温泉で○○成分が総量の○○%を超えている所には施工溶剤が反応しないのかという原因をりかいしているから、施工場所の条件に合わせたオリジナルの溶剤を製造して施工する為に何の問題もなく滑りを止めて、その効果を維持して頂く方法をお伝えいたしております。仮に100の施設様で施工させて頂くなら100種類の施工溶剤が必要になります。それは、施工場所の浴場の利用される方の人数、年齢、水の成分(温泉かどうか?温泉なら温泉分析書を見せて頂くのが必須となります。井水の場合も分析書が有れば必要です。)日常の清掃方法、洗剤などは何を使用しているか?定期清掃は有るのか?自分達で清掃しているのか?業者に任せて清掃しているのか?業者に任せているのであれば、汚れ滑りの原因や対策方法を理解している業者かなどが、重要事項になってきます。
滑り止め施工とは滑りを止めて終わりではなく、滑りを止めた後その効果をどれだけ低コストで維持出来るかを、ご提案させて頂き一緒に寄り添って維持していくという事が一番大事な事だと弊社は考えております。最近特に過去に滑り止めを他業者で施工したことが有るが結果は良くなかった。一時的に滑らなくなったが直ぐに滑り出した。現状よりは滑りにくい感じはするが滑ることに変わりはないが、前より滑らなくなっているでしょと言って終わってしまったなど、余りいい評価をして頂けてない様でお宅も一緒でしょみたいに言われます。(涙)なにか同じような事をしているみたいですが、恥ずかしくなってきます。現在弊社は、お客様の御要望によりテスト施工させて頂いて体感して頂き、現場調査報告書の提出と滑る要因、清掃方法などを先に提出させて頂いております。その他必要な書類等もご要望に応じ対応させて頂いております。施工させて頂いた施設様には、メンテナンスマニュアルの提出と施設様の方々で日常清掃されている場合には必要に応じて1回一緒に清掃させて頂きノウハウをお伝えさせて頂いております。業者様で清掃の場合は要望が有れば業者様を施工当日に立ち会って頂き清掃方法などをお伝えさせて頂く事もございます。必要に応じて臨機応変に対応させて頂いております。1日でも効果が長く維持出来る様に施工後も、3~6ヶ月ごとに連絡を取らせて頂き現状をお聞きして必要に応じてメンテナンス方法をお伝えいたしております。
低コストで維持管理でき効果を持続できることが一番大切な事であり、私たちが一番願っている事です。