お風呂やエントランスなどの床が滑る原因をご存じですか? 滑り止め施工で滑りが止まる原理をごぞんじですか?続編・・・
見た目を変えずに滑りを抑制・・・
『美観を維持したまま、滑りを止めるのは難しい』
光沢や色合いが変わってもいいなら滑りを止める事は、凄く簡単です。市場に出回っている滑り止め溶剤を塗布すれば滑りは止まります。特別な知識も技術も必要ありません。しかし、床材によって床材に
よって難易度が変わるので、滑りを止めるだけなら”簡単”と言いましたが、当然『美観を損なってしまう』という前提です。しかし、日本人の持つ”感性や美意識”が美観の損失を許しません。
問題は、
①美観を”高レベル”で維持出来るか?
②光沢などを維持したまま、滑り止め効果を維持出来るか?
難しいのは床材の美観(色合い・光沢)を高レベルで維持しながら滑りをしっかりと止める事です。床材の種類や製造過程・仕上げ・現場環境など様々な要素によって難易度が大きく変わります。弊社基準では、美観維持率を基本95%以上と設定していますが、数千種類の床材で実現するのは非常に難しい事です。
数千種類もの床材に対応できる理由
『毎度、床材・現場環境に合わせて適正な施工溶剤をオーダーメイドで製造して施工』
弊社は現場環境・床材に合わせてオーダーメイドを基本としてしている為、床材や現場環境に合わせた適正な溶剤を現場ごとに製造し施工しています。数十種類の基本溶剤をベースに床材の種類・現場の条件・現場環境・床材の滑りの度合いや汚れ具合などを加味して最適な適正溶剤を製造し施工する為に、数千種類もの床材に対し高レベルで対応する事が出来ます。適正な溶剤を使用しないと『光沢を損なう』、『色合いが変わる(白化現象が起こる)』、『極端に汚れやすくなる』などのトラブルが起こります。現実、数種類の施工溶剤で施工している方は施工溶剤を塗布してからこのタイルなら何分で反応を止めないといけないと時間ばかりを気にして施工していますね。弊社は、適正な施工溶剤を製造して使用しているので施工溶剤を塗布した後も時間を気にする必要がありません。その理由は、その現場の床材に対して必要なだけ反応したら反応が止まるように製造しているので溶剤を塗布して1時間放置しても床材の状況は何も変わりません。なので一度に何千㎡の施工も可能なのです。
長期効果維持を可能に・・・
『温泉施設や浴場等では滑り止め効果の維持が難しいと言われていますが、そんな現場でも知識と経験を活かし長期維持が可能に・・・』しかも、業者にお願いせずに施設の清掃担当の方で長期維持出来ます。

施設の方の日常清掃状況
滑り止め施工後、数か月で滑り出すと言われている施設様が多く見受けられますが、それはメンテナンス(維持管理)の方法が間違っているという事です。知識と経験がなければ適切なメンテナンス方法をお伝えする事が難しいようですね。弊社では滑り止め施工完了後、各施設様に沿った防滑効果の維持管理方法をしっかりとレクチャー、ご説明させて頂いております。その維持管理方法をルーティーン化する事により長期維持に繋がります。知識と経験、技術を持ち合わせていなければ浴場での安全を維持する事は不可能です。
コストパフォーマンスが高く簡単な方法で施設の清掃担当の方々で維持管理が出来る様に、日常清掃の方法をお伝えさせて頂き必要とお願いされた時は、1回は無料で一緒に清掃作業をしながらレクチャーさせて頂いております。これにより、自社での防滑効果長期維持が可能になります。

