人によって見え方が違う写真・・・
これは、床のタイルの表面を電子顕微鏡で拡大した画像です。この画像を見て人によって見え方が違いますね(笑)
滑り止め業者さんが良く使っている画像ですね。
私の師匠が20数年前にどこかの研究所の電子顕微鏡で撮ってもらった画像ですね。
滑り止めのメカニズムをお客様に説明する時に理解していたできやすいようにと対策したものです。
その当時の説明は、元々タイルや石にある穴を溶剤を塗る事によって穴の大きさは7マイクロメートル(スギ花粉の10分の1)程度の穴を無数に作って、そこに水が入り吸盤現象をおこす事により滑りが止まるとせつめいしていました。それは、何もわからない方に一番分かって貰いやすかったからです。

↑施工前

↑施工後に床材に空いた穴

↑施工前(元々ある少しの穴)

↑施工後(溶剤を塗って無数の穴が増えた様子)
だいたいこんな感じの説明をしている方が多いですね。実際に聞いてみると施工している業者の方や担当者の方も本当にそう思っているようです。(7マイクロメートルの無数の穴をあけて滑りを止めている)と・・・
実は、師匠はこの理論を少し使っていましたがすぐに辞めました。実はこれは違うからです。
7マイクロメートルの穴をあけると言いますが溶剤を塗布したぐらいでタイルや石に穴はあきません。この画像を見て穴と見えている人には穴なのでしょうが、実はこれはタイルや石の組成構造、製造過程などを理解していると穴には見えません。私たちには○○に見えます。それはタイルや石にある○○だからで、弊社はタイルや石に適正な溶剤を塗布して○○を○○する事によりタイルや石の表面を○○○○化する事により、内部の有る部分にに○○と○○が流通する事により足や履物で圧力がかかり○○が移動するから足や履物で圧力がかかった部分に吸盤現象が発生する事により、滑りが止まります。
これが、本当の滑りが止まるメカニズムです。
最近は、もっと分かって貰いやすくする為に挿絵付きの資料をお客様に見ていただきながら、上記の説明をさせて頂きテスト施工を実施すると、なるほど言っている事がよくわかりましたと理解して頂きやすくなりました。
よき言われるのが、他業者様に施工してもらったがそんな説明がなかったとかテスト施工してもらった業者様も穴をあけて滑りが止まると言っていたけど違ったのですねと・・・
滑りを止めるだけだと、凄い化け物みたいな溶剤で止める事は可能ですが、景観は無残なものです。また、何となく以前より少しマシかなぁと言った所が多いようです。
床材や周囲の環境、使用条件、日常のメンテナンスの状況、その他を現場調査及びヒアリングした結果適正なオンリーワンの溶剤を製造し施工しないと景観を維持したま
ま滑りを止めすことが難しいと思います。
皆さん溶剤を塗布して、この床材だと何分で洗い流してとかと話をして施工しているようですが、弊社は溶剤を塗ったまま放置しても変化しません。それは、溶剤が床材に対して滑りを止めるのに必要なだけ反応したら反応が止まるので人為的に反応を止める必要性が無いからです。なので、適正人数で1日何千㎡も施工が出来るのです。