大浴場の塗床を剥離せずに滑り止め施工を!

大浴場の床が滑るので、対策出来ますかとのお問い合わせが有り、現地へ

               

ご連絡頂いた時に、床にコーティングをしているとお聞きしていましたが・・・

通常は黄色の部分のコーティングを剥離しないと防滑施工が出来ません。

若しくは、この上に骨材入りのコーティング剤を重ね塗りするかだと思いますが、今回はこのままでテスト施工をしました。

コーティング施工している所と、シャワーブース前のコーティングしていない所の2か所です。

まず施工前に施設の責任者の方に現状の床の状態を一緒に確認して頂きました。

スケートリンクのように滑ります。尚且つ床がベタついて気持ち悪い状態でした。

まず、シャワーブースの部分をテスト施工し確認して頂くとしっかりと滑りが止まっており、かつ床はスッキリとした状態だと言ってます。

続いてコーティングを施工している部分でのテスト施工では通常の溶剤だけでは反応しないので、特殊なものを添加することにより滑りもしっかりと止まり、かつ床がスッキリした状態になりました。

黄色の部分のコーティングは床が滑るので何年か前に自分らで塗ったとの事でした。

よく、床のタイル等が滑るので樹脂系の塗床で滑りを止める方法がとられている所が有りますが、滑るベタついている床にコーティング剤を施工すると滑りは止まるのですが、床のタイル内部に蓄積している脂・汚れ・雑菌などをコーティングでサンドイッチしてしまうという事になります。

また、浴場の床等には塗床は一時的には効果が有りますが、表面に脂や汚れが蓄積すると今回のように滑りが発生します。

弊社のME工法では、タイル内部に蓄積した脂や汚れ等を出して水・空気が流通しやすくする事により滑りを止めます。

また、適正な洗剤を適正な濃度で清掃する事により、滑り止めの効果を持続させることが可能です。

コストパフォーマンスも良く、維持管理がしやすいです。