温泉地の大浴場の床、滑り止め施工

とある有名で人気の温泉地ホテルの大浴場の防滑工事

問い合わせが有り現場調査とテスト施工を実施した結果、採用して頂きました。

施工にあたり2種類の溶剤を使用する事に・・・

理由は、温泉成分と床に付いていたエフロの状況を加味しての事です。

この大浴場用に作った第一の溶剤でしっかり床材内部の隙間を拡げ脂や汚れを出しやすくし、

第二の溶剤でさらに反応させて1+1=○○になるように溶剤を使い分けて使用しました。

施工前の床材は、ズルズルの状態でした。(滑って危険な状態でした。危険度5段階の4でした。)

                         施工前現況

 

                  1次溶剤、2次溶剤塗布状況

 

                     中和洗浄状況

                     施 工 完 了

 

浴槽の際は、一度の施工では滑りは止まっているが脂が残っている状況で部分的に床材表面が

スッキリしないのでスッキリするまで何度も溶剤で脂を出して完了です。

施設の担当者の方にも確認して頂き、脂のヌメット感もなく滑りもしっかりと止まっています

とのお言葉を頂き完了しました。

施工後、確認をして脂が抜けきってない所が有れば、スッキリするまで何度でも作業します。

滑りはしっかりと止まっているのでOKなのですが、滑りが止まっているからいいのではなく、

今後の維持管理を考えると少しでも脂を出してしまう方が、日常メンテナンスで維持していき

やすいので、お客様の事を考えると手間を惜しまない事です。