浴室内の転倒事故(床が滑りやすい等放置していませんか?)

浴室内は床の材質がタイルなど硬いうえ、絶えずぬれていて、石鹸水などで滑りやすく、歩行にはもっとも適さない危険な場所です。
浴室の床材が摩擦してきていることを確認するが、対策をしない介護職員のイラスト

次のような場合には過失と判断されます。

  • 歩行に障害のある利用者を浴室内で歩行させて転倒させたなど、介助方法に問題があった場合
  • 床材がツルツルで滑りやすかったなど、施設の設備に問題があった場合

 

浴室の床のタイルが滑る原因は人の身体から出る脂(体脂肪)等がタイルの毛細管に蓄積し毛細管内が一杯になって表面に脂が出てきて滑ります。(お湯を使うことにより、毛細管内に蓄積している脂が溶け出し毛細管内にお湯が入る事により比重の関係で脂が出てきます。)