スーパーマーケットの野菜売り場の付近は滑りやすくないですか?
スーパーマーケットの野菜売り場付近は野菜から雫が垂れて床が濡れたりしている為に、滑りやすくなっていると思ったことありませんか?
あっ、ツルっと危険! もうちょっとで滑ってコケる所! セーフ・・・何とか転倒だけは免れた。ほっ!て感じたことは有りませんか?
子供が店内を走ってズドーン滑ってコケてしまいました。 怪我無く事なきを得ましたなどど・・・
スーパーやドラッグストア、コンビニ、商業施設、病院、その他、色々な場所の床に貼られているセラミックタイル。製品としては凄くいいもので光の反射率の良さ(店内が明るくなる)清潔感がある、防汚性がある。などメリットは沢山ありますが、反面滑りやすい、静電気が滞留しやすい等のデメリットも有ります。そのデメリットの対策として、最近スーパーマーケットやドラッグストアでは長尺シートやPタイルに床材を変更してきている所も増えていますね。
これは、建設時に滑りにくい素材を・店内を明るく見せたいのである程度の光の反射率の有るものをとのご要望にこたえた形のゆかざいです。しかし、どんなものにも適材適所というものが有ます。まず、長尺シートに関してはスーパーマーケットやドラッグストアの床材には適さないと思います。なぜなら、かご車に飲料や洗剤、その他重量の有るものを積んで100kg~200kg位の重さのかご車を店内を押して商品を陳列しています。長尺シートは少しクッション性があり表面にワックス塗装もしているので光の反射率も有り、人が歩くには柔らかく安全性も有りますが重量物を搬入する場所の床材には適さないですね。搬入経路は同じ経路になっている場合が多くそこの床が特に傷んでくる。表面の樹脂過去も取れて光の反射率も落ちる。年数がたつと長尺シートがすり減ったりかご車のタイヤにより切れたり破れたりする。維持管理としては定期的に表面にワックス塗装を施工しないといけない。(1年に1回ワックスの剥離、施工をしなければいけない)同じ場所ばかりかご車が通らないように商品の配置を定期的に変更する必要性があるなどラーニングコストがかかります。


P-タイルに関して、表面保護の為と滑り防止の為に樹脂を表面に塗布しています。これも定期的に(1年に1度ぐらい施工しないといけない)施工しないと美観が維持出来ません。また、施工業者により技術さが激しく、綺麗に施工されている所も有りますが、波打って見えるような施工をしているような所も有ります。(施工業者の技術さが顕著に出ます。)滑り防止に関しては、床材表面に樹脂を塗装しても滑り止めにはなりません。滑り出しが少し遅くなるだけで滑り止め効果は無いのです。それは樹脂を塗装した直後は、ナノレベルでじゅしに凹凸が出来ている為、滑りにくく感じるだけで人が歩くたびに少しづつ少しづつ凹凸が無くなっていく為に、滑りが発生済ます。水で濡れるとスケートリンクのように滑ります。また、表面に塗った樹脂内部に静電気が滞留するという難点も有ります。これを定期的に繰り返す事によりランニングコストが係るのと樹脂の層が厚くなり静電気の滞留量が増えていくというデメリットも有ります。
でも、この2つの商品が決して悪いものではなく場所によっては凄くいいものになります。例えば長尺シートは事務所の床や通路、介護施設や障がい者施設の床や通路には最適だと思います。クッション性が有るので足腰に負担がかかりにくい、転倒しても怪我をしにくい、汚しても掃除も容易にできるなど良い事もたくさんあります。P-タイルも工場の通路や施設やお店のバックヤード、その他たくさんの場所で使えるとこが有ります。適材適所で使用するのが一番いいのです。
話は戻りますが、スーパーマーケットやドラッグストアにはセラミックタイルが適材適所の床材だと思います。なぜかと言うと光の反射率もよく清潔感も有り防汚性も有る清掃もしやすい、重量物のかご車で搬入しても容易には床材が痛まない。でも最近他の床材に変更されているかというと滑るという問題の解決だけに目を向けており、施工後のラーニングコストを考えていない事が1つの要因です。そんな問題は簡単に解決できます。滑り止め施工をしたらいい話で、雨の日に滑り止め対策に大きなマットを何枚も入口に敷いていて景観も悪く、水を吸ってビショビショで清潔感もない現状から、滑り止め施工をする事によりおさらばできます。なぜかと言うと水で床が濡れると滑らなくなるからです。実際、水があって床が濡れている程すべりません。そんなバカな話と思をれるかもしれませんが事実です。その事により入口に敷いていた大きなマットは必要なくなり、小さなマットに変更する事によりマットのレンタル料金の削減になります。マットは無でも可能ですが、店内に水を持ち込むことによりお客様へ印象が悪いため足ふきマット程度に変更可能です。静電気の問題に関してはナノレベルの隙間を拡げる為に滞留している静電気が解放されます。実際に施工前は静電気により床に埃が吸い寄せられて掃除が大変でしたと言っていた店舗様も滑り止め施工後は、床に埃が吸い付いてたまらなくなり掃除の回数が減って助かっていますとのお声も頂いています。現在主流になっているセラミックタイルに滑り止め施工を出来る事を知らない建築業者様や施設管理者様、管理会社様が多いようですが、セラミックタイルに滑り止め施工をする事により美観が変わらない、滑りが止まり安全性が高まる、静電気の問題も解決でき、一番のメリットはラーニングコストが下がる事だと思います。施工後5年ぐらいは効果維持出き、再施工サイクルは5年ごと位、日常清掃としては水拭きか乾拭き(ワックス拭きは効果を無くします。)程度でいいので清掃コストや店舗従業員様への負担軽減にもなります。
管理会社様にとっては施設様や、お客様にメリットの有る有益な提案が出来て喜んで頂ける情報だと思います。

