滑りの原因をご存じですか?
床と足が密着した状態で歩くと、ガラスの上でも基本的には滑りにくいものです。しかし、床と足の間に 水・油・土砂などの”第三要素”が入り込むことにより滑りが発生します。
プール・浴場などは、水垢・水道水(塩素・錆など)・温泉成分などが付着することで、滑りの原因になります。
ME工法(SLIP OUT)の原理 (滑り止め施工)
施工溶剤の散布により、床材に元々ある隙間を広げてコップ状(凹型)の型を形成し、水の持つ表面張力作用(分子が引き寄せあい、離れるのを防ぐ)+水面に外的圧力(足)などが加わって起こる毛細管現象により、滑りを抑制します。
床のスタッドレス化により、滑りが止まるという原理です。
ME工法(SLIP OUT)の特徴
ME工法施工後、日常メンテナンスを確実にすると、通常3~5年以上の間効果が持続します。隙間の大きさや深さ(約1~15ミクロン)は床材などの条件により変化しますが、床材の持ち味を最大限生かす技術でありながら、”美観を損ないません”。塗料の剥がれや摩耗もないので、環境にも優しい工法です。
考えられる防滑効果減少の原因
“摩擦による凹部の減少”
凸部の場合は、頂点に大きな摩擦の負担がかかりますが、凹部の場合は複数の面で受けるため、摩擦の負担が軽く、すり減る心配がほとんどありません。
当社の実績では、約5年前に施工した駅のコンコースや歩道など歩行者の多い場所でも、ME工法により形成した凹部はなくならず、効果が確認できます。
“凹部に詰まる汚れによる効果の減少”
日々の汚れが蓄積により凹部が埋まると、滑り止めの効果は著しく減少します。当社では、デモ施工前に床材に付着している汚れとその性質を調査し、施工後は適した洗浄方法や使用洗剤の性質・濃度など、滑り止め効果を長期間キープできる方法を提案させていただきます。
※洗浄しても直らない場合、[SLIP OUT滑り止め洗剤]を使用することで、施工直後の滑り止め効果を復元することが可能です。
ME工法のメリット
・他の工法より景観が残る。
・施工が3時間~1日で終了し、施工終了直後から歩行が可能。
・他の滑り止め対策よりも日常の清掃がしやすく、汚れが付きにくい。
・再施工の必要がない。
※メンテナンス状態や頻度、材質・形状など、条件により異なります。
オンリーワンの滑り止めをご体感下さい。
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